駄目人間逹 の Wall Of Death

鬱患者の駄目人間が好きな音楽のコトをダラダラ綴るブログ

Caught In A Mosh / ANTHRAX 無軌道に見えて高水準に制御されたスピード感

アマング・ザ・リヴィング+6(紙ジャケット仕様)

意外とアンスラックスのコトを書いてなかった。初期スラッシュ・メタルの勃興に大きく貢献したバンドだ。こんなバンドが1981年時点で既にデビューしていたコトにただただ驚く。スラッシュの登場時点で、もうこんなに色々なアイデアを発表しちゃっていたんだなっていう驚き。

楽器隊は、十分なテクニックを持っていると思うし、プレイにクセというか個性がキツ目で、「らしさ」を感じられる曲が多い。演奏陣に比べると、ヴォーカリストはテクニカルとうより、「味」の人類だ。

ジョーイ・べラドナは決して下手な歌い手ではないし、むしろ音域もそれなりに広く音程もしっかりしてる実力派ミュージシャンだと思う。しかしそういうテクニカルな側面以上に、ジョーイの「味」が独特で濃いのだ。これはもはや先天的というか人種的な潜在性が理由なんじゃないかなと思う。初期アンスラックスが持っていた、パンク寄り楽曲世界の突撃感が素晴らしいうえに、ある種ファンキッシュな独特のグルーヴを持っていた。これが楽曲由来だといわれればそうかもしれないけどね。

あとなんといっても、チャリー・ベナンテの、タイム感バッチリなうえに暴れまくるドラム・プレイが最高だと思う。この頃の初期スラッシュ勢の中では、文句なくトップ・プレイヤーだと思う。突撃力、というか瞬間最大風速的な意味でいうなら、スレイヤーのレイヴ・ロンバードが一歩リードするかもしれないけれど、トータルのバランスやプレイの幅でいえば、チャーリー・ベナンテの勝利だな。

アンスラックスは名曲だらけなので、また紹介するね。

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