駄目人間逹 の Wall Of Death

鬱患者の駄目人間が好きな音楽のコトをダラダラ綴るブログ

Buried Alive / REX BROWN 最高に枯れてて素敵

スモーク・オン・ディス

PANTERAの話題が続くよ。PANTERA崩壊、比較的フィリップ・アンセルモ(Vo.)と近い位置で活動を続けていたベーシストのレックス。フィルと共にバンドDOWNを立ち上げた後、しばらくして同グループを離脱。多くのバンドと共作を重ねて、ラウド・シーンでの存在感をアピールしていた彼が、去年遂にソロ・アルバムを発表した。さてどんなヘヴィなサウンドを放ってくれるのか、いやスピードだろうか、色々な想像が頭の中を駆け巡る。そしてアルバムの蓋を開けてみたところ、意外な方向から心を鷲掴みにされる。

サザン・ロックの香りをまとった、土臭いヘヴィ・ロックを引っ提げての登場だった。アルバム・ジャケットをはじめ、いわゆる「派手」さ加減はかなり低い。ハッキリいって地味だと思う。でもこのアルバムは実にスルメ的な味わいがあって、何度も繰り返し聴く内に、病みつきになるような魅力が内包されているコトに気が付く。

この曲のアコースティックな響きも、超素敵でしょ。50代のおじさんから醸し出される「枯れた」味わいがたまらない。

レックスは楽器をギターの持ち替え、自ら歌うコトを選んだ。彼の中にあった「歌」があふれ出してきたんだろうか。今のレックスは旧メンバーの中で一番PANTERAらしくないコトをやっているといえると思うんだけど、もはや今のレックスが本来の彼のように見えてくるから、ファンというのはなんとも身勝手なものだ(わたしのコト)。

短パン、低い位置のポジションで、グルーヴィかつヘヴィなベース・ラインをプレイしていた彼ももちろん最高だった。でもこのアルバムで聴くコトのできる味は、ヘヴィなサウンドを数々プレイしてきた後の「今」だからこそ滲み出てきたんだろうね。

ゆったりとした雰囲気の中で大切な人と過ごす夜、こんな曲をかけてみたいものだ。

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