駄目人間逹 の Wall Of Death

鬱患者の駄目人間が好きな音楽のコトをダラダラ綴るブログ

なまけ者の人生 / 人間椅子 もう伝承芸能になればいいんじゃないかな

羅生門

人間椅子が昔から大好きだ。こういうと、人間椅子を中途半端に、例えば容姿だけとかを知っている人からは眉をひそめられるコトが多い。ああイロモノ好きなんだ?とでもいいたいのだろうか。これはある意味わかりやすい反応で、つまりはイカ天出演時のビジュアル・イメージのみで判断しているんだね、と。伝説的深夜TV番組「いかすバンド天国」からは、番組によって発掘された無名ミュージャン達が数多くデビューし、現在でも活躍している人が少なくない。人間椅子はそんな、イカ天出身のバンドなのである。

青森出身の彼らの音楽世界は、和製BLACK SABBATHという表現がとりあえずは判りやすいだろうか。もちろん、それは失礼な話だと承知している。単純にSABBATH的と表現できるような底の浅いクオリティでは決してないし、むしろ「日本語で紡がれるHEAVY METALのカッコよさ」を追求しているバンドとしては、国内トップクラスなんじゃないかなと思う。

彼らの歌は基本的に日本語のみを使っている。基本的というのは、例えば「ヘビー・メタル」という単語は使うし「ダイナマイト」という単語も、つまり和製英語化した単語は使うという意味。まかり間違っても「抱きしめてくれ Hole Me Tight」みたいなコトを歌ったりはしないという意味、いやいいんだけどさ別に歌っても。

彼らの日本語はとても美しい。不器用な、でも男っぽいカッコよさが漂っている。それでいて、耽美的な甘い香りさえも纏っている。それはまるで、昭和の退廃的文学作品を読んでいるかのようで、しかしどこまでいっても果てしなくHEAVY METALだ。そう、彼らは徹頭徹尾HEAVY METAL BANDなのである。エキセントリックなビジュアル、リズムを主体としたリフ、プログレッシヴな曲構成と展開、なによりサウンドの質。こんなにもHEAVY METALを追求し続けているバンドは、そうそういないと思う。

今回はかなり古い曲を紹介したけど、彼らまだまだ現役で去年もニュー・アルバムを発表したばかり。めちゃくちゃ多産バンドなんだよね。1~2年に1枚くらいのペースで作品を発表し続けている、ストロングなグループでもある。それって凄まじいバイタリティを必要とする行為で、そうそうできるコトじゃないなって思う。わたしは何度かかれらのLIVEに参戦したコトがあって、3ピース・バンドの醍醐味満載、素敵なショウだったのを思い出す。青森弁の暖かなユルめのMCも味わい深くて大好き。

とりあえず今回は入り口ってコトで、ひとつ。

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