駄目人間逹 の Wall Of Death

鬱患者の駄目人間が好きな音楽のコトをダラダラ綴るブログ

Vasoline / STONE TEMPLE PILOTS 真のオルタナかもしれない

Purple

オルタナ、グランジ勢の中では比較的後発にあたるグループながらしっかり個性を発揮していた、ストテンを紹介する。2ndにあたる本作は、前作に比べると幾分憑き物が落ちたというか、行く宛てのない陰鬱さからやや解放された感がある。イイ意味でいえばプロフェッショナルとしての洗練であり、意地悪ないい方をすれば大衆化したってコトだろうか。知名度でいえば圧倒的に「Interstate Love Sing」あたりが上だろうか。でも彼らのグランジーな、オルタネイティブな魅力ではこの「Vasoline」がイイと思うんだよね。

なんというか、伝統的なロックの方法論に対するリスペクトを感じるんだな、わたしとしては。単音リフをメインテーマとし、2コーラス後のブリッジでグランジ然としたマイナー・コードが顔を覗かせるけど、構成やプレイはかなりシンプルな印象だ。彼らのアルバムは総じて、過去の偉大なミュージシャンへの深い畏敬の念を感じる。つまり、1960年代から1970年代初頭のミュージックシーンへのリスペクト。そういう意味でも正にオルタネイティブだと思う。

音に関係のない部分でいうと、このPVでのスコットのアクションは、なんだかくねくねしていてうっすら気持ち悪い。当時はなんだか変な動きだなくるいにしか感じていなかったけど、まさかこの後、スラッシュやダフとのバンドに加入するとは夢にも思っていなかったな。

2015年に48歳という若さでこの世を去ったのは、記憶に新しい残念な出来事だったな。

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