駄目人間逹 の Wall Of Death

鬱患者の駄目人間が好きな音楽のコトをダラダラ綴るブログ

Spoonman / SOUNDGARDEN スプーンマンはメンバーに含まれておりません

SUPERUNKNOWN

グランジという流行りは割と短い期間で終焉を迎えた印象がある。1990年代という括り方は概ね合っていると思うんだけど、実質は1991年から1995年あたりがピークで、あとは緩やかな下降と、大衆化に紐付いたバリエーション順列組み合わせの量産期間、だったんじゃないかな。そんなグランジ時代を語ろうとするとどうにも避けて通れないバンドがいくつかあって、SOUNDGARDENは間違いなくその内の一つだろうね。

グランジと称されるバンドの中でもある程度傾向があり、彼らの場合は比較的メタルに近い音楽性だと思う。単純に音作りがかなりメタリックだし、テクニック的な意味でもかなりメタル的、だった。ただ、過去の偉大なミュージシャン達に共通するようにカテゴライズが必要ない強烈な個性が存在していた場合、無理矢理ジャンル分けするのは無粋なんだろうなって思う。

バックの演奏は、この時代の特色を色濃く反映していて、どこか陰鬱でシリアスなイメージが多い。もっとも彼らの楽曲を印象付けるのは、なんといってもクリス・コーネルの歌じゃないかな。幅の広い表現力に聴き惚れてしまう。また声がカッコいいんだよね、いわゆるイケボってやつ。低音は渋く響くし高音のシャウトも情熱的でグっとくる。わたしがSOUNDGARDENを聴く理由の7割くらいは、クリスの声を聴くコトにあるといってもいい。

残念なコトにクリスは2017年の5月に、52歳という若さでこの世を去った。オルタナ、グランジ界隈のヒーロー達は早くに亡くなる人が驚くほど多い。どうか永く生きて、素敵な音楽を発表し続けて欲しい。勝手な希望ではあるけれど。

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