駄目人間逹 の Wall Of Death

鬱患者の駄目人間が好きな音楽のコトをダラダラ綴るブログ

No Class / Motörhead レミーというジャンル

 

音楽をジャンルで語るコトが時々酷く不粋で失礼な行為のように感じるコトがある。それは、高いオリジナリティを実現し発表しているアーティストに対して、無理矢理既存のつまらない枠に当てはめて貶めている、とでもいおうか。もちろんわたしに、そんなつもりはない。ただ、大好きな曲を何度も繰り返し聴いて体に染み渡るような感覚を味わう度にそんなコトを考える。

 

motörheadというバンドをご存知だろうか。残念ながらヴォーカリスト兼ベーシストで唯一のオリジナル・メンバーだったレミー・キルミスター御大は既にこの世を去っている。わたしはレミーがまだ元気だった頃、ラウドパークというイベントで来日した彼らのステージを観るコトができた。ラウドパークを簡単に説明するなら、ハード・ロックやヘヴィ・メタル、デス・メタルだけのサマソニみたいなイベント、というのが手っ取り早くて伝わりやすいと思う。ラウドパークに出演しているバンドで、motörheadを聴いたコトがないプレイヤは恐らく1人もいなかったろうと思う。

それ程に彼らはかなり早い時期から、正にラウドなサウンドの作品を発表していたし、歳を重ねても変わらずコンスタントに作品を発表し続け、しかもサウンドの荒々しさや、聴く者を薙ぎ倒すが如き突撃感(←頭悪い)が全く衰えず、凄まじいバイタリティを見せつけてくれていた。これは誇張ではなく、本当に晩年の作品の攻撃性には、毎アルバム発表される度に驚かされていたんだ。motörheadは後続のミュージシャン達に大いに影響と刺激を与え続けていたと思う。

メタル界隈の人々がmotörheadからの影響を公言する中、しかし本人達が自分達の音楽性を語る時には、ハード・ロックやヘヴィ・メタルよりもむしろ、パンクの精神性に近いと表現していたコトが印象的だった。確かにパンクスのアティテュードも感じる。しかしもはやmotörheadの音楽はそれそのものがmotörheadというジャンルであり、そしてそれはレミー自身だ。

こんなにもワイルドでこんなにも荒削りで、こんなにも完成度の高いアルバムはそうそうないと思うんだよね。

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