駄目人間逹 の Wall Of Death

鬱患者の駄目人間が好きな音楽のコトをダラダラ綴るブログ

My Final Day / OUTRAGE 日本人ならこのバンドをぜひ知っておいて欲しい

ザ・ファイナル・デイ

日本のバンドでいえば、一番目か二番目に好きなのがOUTRAGE。ヘヴィ・メタルというジャンルでいうなら、間違いなく国内では一番好き。

OUTRAGEのアルバムで一番好きなのはまた別の作品なんだけど、この曲で初めてOUTRAGEを知った時の衝撃ったらなかった。こんな音を出せるバンドが日本になるなんて想像もしていなくて、最初はてっきり海外のグループだと勘違いしていたんだ、わたし。日本人をナメるのもたいがいにしろって話だよね。でもわたしのメタル体験において、日本人のバンドはあまり重要なポジションにいなかったんだ、OUTRAGEを知るまでは。

印象的なSEと緩やかな旋律で始まるオープニングは、聴く度に毎回ハラハラさせられる。くるぞくるぞ、っていつも思う。シンガロング必須のイントロ「My! Final! Day!」を、わたしも若い頃に京都の小さな老舗ライヴ・ハウスで一緒に叫んだコトがある。確か「SPIT」のツアーだったと思う。当時はライヴでも立ち居振る舞いもよくわかっていなかったし、何より詰めかけているお客さん達の見た目が怖過ぎて、全然前の方なんかには行けなかった。

すごく怖かったけど、みんなOUTRAGEを見たくて聴きたくてきているんだからきっと分かり合える(何を?)、とか自分にいい聞かせていた。でライヴが始まると、怖そうに見えた人たちはもっと怖そうな行為を始めて、どうしようかと思った。

想えばOUTRAGEのライヴで初めてモッシュやステージ・ダイヴを目の当たりにしたのだった、そうだったそうだった。彼等はライヴそっちのけで喧嘩などしてけしからん、と勘違いしたわたし。可愛い話でしょ。

とにかくOUTRAGEによって開かれた扉は、実は少なくなかった。日本にも彼等みたいな凄まじく攻撃的でテクニカルなバンドがいるいんだ、っていうコトを知ったわたしは、偏見を捨てて国内バンドにも目を向けるようになった。

そうしてその後、それまで意味も意識もなく無視していた素晴らしい国内メタル・アーティストをたくさん知るコトになった。いってみれば恩人みたいなバンドだ(それはちょっと重すぎやしないか、違う意味でヘヴィっていうか)。

OUTRAGEのアルバムで一番好きなのは1996年発表の6th「Life Until Deaf」で、もうそれこそ何度繰り返し聴いたか判らない、いや今でも聴いてるからまだ現役。でも、アルバム全体の完成度っていうかバランスが一番いいなって思うのはこの1991年発表の4th「The Final Day」なんだよね。

一曲目がタイトル・トラックでもある「My Final Day」で、続く2曲目の「Madness」のイントロへの繋がりなんか、鳥肌立っちゃうよ。

今年OUTRAGEは結成30周年を迎えた。一言でいっちゃったけど、30周年だよ。30年、同じバンドが作品を発表し続けているコトって、日本の音楽業界では決して多くない、もちろん存在していないわけじゃないけど。一時期、ヴォーカリストの橋本さんが離脱していたコトもあって、その時でも3ピースバンドで活動を続けていた。あの時、本当にわたしはOUTRAGEを失うコトを恐れていた。でも今は橋本さんも復帰して作品も作り続けてくれている。よかった、本当に。

このブログは、1つの記事で一曲を紹介していくと決めたのでその他の曲についてはまた書こうと思う。思い出はいくらでもあるんだ。今回はOUTRAGEの第一回ってコトで宜しくお願いします。

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