駄目人間逹 の Wall Of Death

鬱患者の駄目人間が好きな音楽のコトをダラダラ綴るブログ

Put Your Money on Me / THE STRUTS 若さだけではない本物の手ごたえを感じた

エヴリバディ・ウォンツ

ここ3年程の間で、事件と呼べるような新人バンドの登場は数えるほどしかないと思うけど、彼等のデビューはそんな事件の一つだと思う。既に単独来日公演やサマーソニック2017への出演で、日本でも着実にファンを獲得していると思う。

 彼等作品はデビュー盤「Everybody Wants」で聴く事ができるんだけど、2ndアルバムをただいま絶賛制作中とのコトだから、とても楽しみ。イギリスのバンドで、2014年にデビューした彼等はあっというまに人気ものになって、Rolling StonesやFoo Fightersのオープニング・アクトとしても各地をツアーで回ったそうな。

 このアルバムを聴くコトは、ロックを愛するすべての人にとって、幸せな出会いとなるんじゃないかなって思っている。それくらい素晴らしい内容だと思うんだ。アルバムをまず一聴して驚かされるのは、ヴォーカリストであるルークの声と歌いまわし。

 「え?フレディ?」

 もうなんていうか、笑えてしまう程に、フレディ・マーキュリーそのもの。ただし曲を聴き進めていくとわかるんだけど、単なるQUEENオマージュのモノマネ・バンドじゃないんだ彼等。彼等の音楽世界には、AC/DC、QUEEN、THE DARKNESS、AEROSMITHといったロック大陸の伝説的なバンド達がもっている精神性が溶け込んでいるように思う。単純な模倣ではなく、深いリスペクトを感じる(お若いのに本当に心から立派だなって思う)。

 ぱっと見では、ルークをアイドル化したビジネス・バンドか?とか思いがちだけど(わたしの心も荒んでしまったものだ)、これも違うように思った。彼等はちゃんと自分達で曲を作り、しっかりとファンと触れ合うためにLIVEを多くこなしてきている。youtubeには、かなり小さいハコでのLIVEシーン動画もアップロードされているので気が向いたらチェックしてみて欲しい。お客さんと一緒になってに楽しい時間を作り上げようとする彼等のバイブス(←使い慣れてない言葉)は、とてつもなくクールだと思う。これぞエンタテインメント、と思った。

 「Put Your Money On Me」はアルバム4曲目なんだけど、正直このアルバムはどこを切ってもおいしい、捨て曲なしの名盤。どの曲を取り上げてもいい中この曲を選んだのは、アルバム中、なんだか幸せな空気を一番感じる曲だったから。やんちゃな男の子のちょっと悪戯な強がりや、気になる女の子に対する少しカッコつけたプローチに、愛おしさを感じたから。

 あと、下手ながらもわたしは頑張って英語の歌を歌うんだけど、この曲は歌えるようになると、とても気持ち良かったんだ。あなたもルークと一緒に歌ってみて。

 次の来日公演は、絶対に行きたいって思ってる。その時元気でいられますように。

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